私は紅茶よりもコーヒー派。1日に最低でも3杯は飲むでしょうか。
朝もコーヒーなくしては始まりません。目が覚めないんだな、コーヒーがないと。当然、旅先でも同様です。ホテルの朝食ラウンジでいただくコーヒーもいいですが、部屋でも思い立ったらすぐに飲みたい。淹れたてのコーヒーの香りに包まれたい。
コーヒーについては我慢がきかない私がもうずっと重宝しているのが、ポーレックスのコーヒーミル。買ってからもう4年経ちますが、いっこうにへたれる気配なし。アフリカにもニュージーランドにも連れていきました。
重量は約300g。直径4.9×高さ19.2cm。3杯分(約30g)まで挽けます。使い方は簡単。ふたを開け、コーヒー豆を入れて、ハンドル部の穴を、上部のポチッと出ているところに差し込んで回すだけ。
あとはゴリゴリゴリゴリ回しましょう。2人分の豆(約20g)なら、ハンドルを回すこと約100回。時間にしてだいたい1分少々でしょうか。これ、すごく良いストレス解消になります。ホントです。最初は、いちいち面倒くさいかなと思ってましたが、いっこうに気にならない。気がつくと終わっているから。
コーヒー飲もう → コーヒーミルで豆を挽く&お湯を沸かす → あとはコーヒードリッパーでコーヒーを入れるだけ
タイだとお湯が湧くのがとても早いので(電圧が高いから)、3分もたたずにコーヒーが飲めちゃいます。
ステンレス製なので丈夫です。多分、よほどのことがなければ死ぬまで使えそうな気が。中を開けてネジを回せば、粗さを調整できるのも便利。
良い点をまとめてみました。
- 丈夫
- 携帯しやすい
- 細挽きから粗挽きまで粗さはお好み次第
- ストレス解消になる!?
問題点もあります。以下、ここはちょっとなあと思う点を挙げてみました。
- ハンドル部の差し込みが浅いので、注意しないとハンドルがすっぽ抜ける
- 機内持ち込みはちょっと不安
これぐらいでしょうか。2番目の問題点というのは、私が勝手に抱いている不安でして。機内持ち込み荷物の中に入れると、その形状から武器扱いされそうな気がするんですね。没収されるのがイヤなので試したことはないのですが、もしもの事態がイヤなので私はいつも預け入れ荷物の中に入れて持っていきます。
だから、機内持ち込み荷物だけという軽装での旅行の場合、このコーヒーミルは持っていけない。その場合にはどうするか。
挽いた豆をジップロックに入れて持っていきます。香りは落ちるけど、やはり挽いた豆の方が美味しいと思うので。
なぜここまでするかというと、いまではたいがいの都市にはスタバやスタバ的な店が進出していますが、あの手のコーヒーにはすぐ飽きちゃうから。ドリップコーヒーが好きなのです。でも、それが飲めるお店が充実している都市ってまだそう多くない。バンコクにもちらほら出てきていますが、圧倒的少数派です。
旅行先に普段の生活と変わらない便利さ・快適さを求めているわけではありません。旅先に都市のような機能がないのは当たり前。でも、コーヒーだけは許してというのが私の言い分。ちょっと大げさに言えば精神安定剤でもある。これからもコーヒーミルとともに旅を続けますよ、ワタクシ。
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