飛行機に乗ると、必ず靴は脱ぐという人、脱がないという人。2派に分かれるようです。
さて、あなたはどちら派ですか?
脱がない、だから靴を選ぶ
2014年のマイナビウーマンの調べによれば、読者472人に「飛行機に乗った際に絶対にやることはあるか」という問いの結果は以下の通りでした。
- ある……143人(30.3%)
- ない……329人(69.7%)
じゃあ、「ある」と答えた人は何をするのかといえば、
- 靴を脱ぐ……15人
- 寝る……12人
- 機内誌を読む……10人
- 機内食のチェック……10人
- 映画を見る……8人
- 免税品のカタログチェック……8人
- 安全のしおりを読む……5人
- 祈る……4人
だそうです。472人中15人だから全体の3.2%が搭乗してすぐに靴を脱いでいるわけですね。
靴を脱いで、その後はどうする?
靴を脱いだ人は、その後どうするのか。これまでの私の経験で言うと、以下の3つに分かれます。
- 持参している(あるいは配られた)スリッパに履き替える
- 靴下のまま歩き回る
- トイレのときにはまた靴を履く
私が驚くのは2の人たちです。靴下のまま機内を歩き回ったり、トイレに行ったりするのって、もう想像するだけでイヤ、生理的にイヤ、絶対にイヤなんだけど、平気な人がけっこういるんですよね。で、その人たちは多くが白人です。
白人ってシャワールーム(下が水でベチャベチャに濡れてて、髪の毛も落ちているようなところ)に素足ですたすた平気で入っていくじゃないですか。
皮膚感覚が違うのでしょう。靴下のまま機内を歩き回れるのは、それに近い感覚だと思うのです。超えられない文化の差を感じるなあ。
2の靴下の場合、自分がもともと履いてきた靴下のままでいる人と、アメニティキットで配られた靴下に履き替える人の2つに分かれるようです。
上は、ニュージランド航空のプレミアムエコノミーを利用したときにもらったものですが、アメニティキットの靴下ときたら、伸縮性がよろしくありません。単なる筒のような代物なので、履いていて快適ではないはず。でも、機内で利用する分ならそれで十分なのでしょう。
私は脱がない、だから靴を選びます
私の場合は、脱がない派。理由は以下です。
- トイレに行くときにいちいち靴を履くのが面倒くさい
- 飛行機を降りるときに履こうとすると、足がむくんで入りにくい
でも、靴を脱いで楽になりたい気持ちもある。じゃあ、どうするか。
履いていく靴を選ぶのです。
私がオススメする靴は以下の通り。
- サンダル ‥ 露出面が多いので、足を覆う靴よりもかなり楽
- ローファー ‥ 柔らかい革製のローファーを選ぶと圧迫感は少ない。でも見た目はフォーマル
- フラットシューズ ‥ 同じく柔らかい靴を選ぶと、スリッパみたいで負担にならない
- ビーチサンダル ‥ かなり楽。でもちょっと恥ずかしい?
- クロックス ‥ これも楽。最近デザインが良くなってきているので選べばオシャレに決められる?
ローファーやフラットシューズの場合、「柔らかい」というのがポイント。屈曲性のあるモノを選ぶと足がつらくなりません。
サンダルを履かないときに、いま私が利用しているのは、バタフライツイスト。ロンドンで生まれた女性用カジュアルシューズブランドで、靴を折りたためるんですわ。
フラットシューズだからローファーほど「きちんと感」はないですが、必要にして十分。スリッパとして使えるし、飛行機を降りたら降りたで普通の靴としてそのまま使える。
半分に折りたたんでコンパクトにまとまるのもいい。靴ってすごく場所を取るんですよ。ちゃんとした靴を持っていきたい、でも荷物が増えるのはイヤという人にオススメのシューズです。
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