空の旅に欠かせないモノはいろいろありますが、中でも、絶対に忘れたくないモノがあります。これを忘れたら、それこそあちゃーまずいよ、と思うモノ。
私の場合、それはマスク。
特にマスクは女性にとっては必需品。絶対に重宝するはずです。以下、私がマスクを強くオススメする理由を紹介しましょう。
1. 風邪の予防に
昔から、機内で風邪をもらって旅先でこじらせるという情けないことがよくありました。不特定多数の乗客と乗り合わせる飛行機では、どんな菌やウイルスが飛び交っているかもしれません。バイキンいっぱい、と考えた方が間違いない。
少しでも感染を防ぐためにはマスクはとりあえず効果的。風邪っぽいというときはなおさらです。搭乗したら、すぐマスクをON！
よく、マスクをあんなに着用しているのは日本人だけ、などと言われますが、そんなことは気にする必要ナシ。堂々とマスクをつければいいのです。実際、人のことなんてみんな気にしていないから大丈夫大丈夫。
2. 乾燥対策に
1とも重なるのですが、乾燥は風邪の大敵。マスクをつけることで、口や喉の回りに湿度を保つことができる。
そう、マスクをつける意味って、この湿度だと思うんですよ。それができる道具ってマスクしかない。目までは覆うことはできませんが、鼻と口をカバーできればそれで十分。乾燥対策の強い味方です。
3. 美肌をキープ
あ、いや自分が美肌だというつもりではありません。単に見出しをつけただけ^^;
ただ、肌の調子を左右するのはけっこう湿度だったりするわけです。適度な湿度がある空間が肌には一番理想的。しかし、機内の湿度ときたら10〜20%と砂漠並み。肌の大敵。
なので、長距離フライトの場合には、化粧落としシートなどで肌の汚れを落とした後に、オイルやシアバターなどをたっぷり塗って、マスクをつけておくと、乾燥から肌を守ることができます。
化粧水やミストなどをしょっちゅうつける人もいるようですが、私的には疑問符。機内では水分があっという間に蒸発してしまうから。そこに化粧水をつけても、肌を乾燥させるだけではないでしょうか。油分でフタをして、その上にマスクをするのが一番です。
油分としてはクリームでもいいけれど、私はオイルかシアバター派。なぜかといえば、この2つは髪に手にもつけられるから。一つ持っておけば、多目的に使えて便利です。
4. 寝姿対策
えー、これはあまりおおっぴらに語られることはないようですが、けっこう重要な要素だと思います。
ビジネスクラスやファーストクラスのセパレートな空間ならいざしらず、エコノミークラスの座席は通路を歩く人から丸見えです。さっき書いた「人は他人のことはそんなに気にしていない」と矛盾しているようですが、口をあけて寝ていたり、よだれをたらして寝ていたりする姿を人に見られるのって、やっぱり私はちょっと気になる。マスク姿よりも、そっちが気になる。人に寝姿を見られたくない。
睡眠中にも口が絶対に開かないなんて保証はどこにもないもんね。風邪を防ぐ効果も期待できて、乾燥対策にもなって、肌にも良くて、寝姿をシャットアウトできるマスクはホント、オススメです。
5. 選ぶマスクは‥
マスクがいいのはわかった。じゃ、どんなマスクがいいのか。
そう、マスクにも私なりの哲学があります。大げさだけど。マスクを選ぶ基準を挙げると–
1) 使い捨てタイプを選ぶこと‥使い回しは絶対にダメ。衛生的じゃありません。できれば、1枚１枚、個包装されているマスクがいいけれど、そうじゃなくても大きな問題ではありません。
私は、1フライトに最低2枚。マスクをして寝て起きたらまた付け替えて寝ることができるから。薄くてかさばらないので、多めに持っていってもいい。旅行先でも使えます。
2) 日本から持っていくこと‥海外ではマスクは高いです。私がいま住んでいるタイなんて、マスクをつける人が少数派だからか、1枚20バーツ（60円ほど）はしますからね(@_@) 需要がないから値段が高い。箱入りなんて見たこともないです。
その点、日本はマスク大国。ドラッグストアに行けばオールシーズン、箱入りが安売りされています。別に上等なモノは必要ないです。ごく普通のタイプでいい。こういうヤツ↓
3) 顔にフィットするモノを選ぶ、でもきつすぎるのもダメ
男性用のを買ったりすると、マスクはゆるかったりします。それだと効果が薄れるので、顔にフィットするモノを選びたい。でも、あんまりきつすぎるとヒモが食い込んだりしてみっともないです。適度に顔にフィットするマスクが一番ですね。
以上、マスクをオススメする理由をつらつらと述べてみました。
一つ付け加えておくと、マスクにはデメリットもあります。それは紐の後が顔に残ったりすること。これは恥ずかしい。特に年を取れば取るほど、顔にできた跡は消えにくくなります。情けない。
私もよくそうなってますが、それでもマスクの効果は捨てがたい。メリットを取るか、デメリットを取るか。私は当然、前者です。
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