私はこれまでに数百回は飛行機に乗っていますが、一度たりとも離発着の最中に眠ったことはありません。なぜなら離発着の瞬間が大好物だから。
とくに離陸の瞬間はたまりません。あのふわっとした感覚を味わうために乗っているといっても大げさではない。なので、いつも離発着のときにぐーぐー寝ているダンナを見ては「大事な瞬間を見逃すなんて!モッタイナイ!」と心の中で叱咤しております。
しかし、離発着のときに起きているのは健康にも良いそうなのです。えっ、ホント? はい、その理由を紹介しましょう。
本当は怖い機内での気圧の変化!?
目的に向けて飛行機が急速に高度を変えるとき、機内の気圧は高度とともに変化します。で、そのときに気圧の変化に備えないでいると、鼓膜にダメージを与えてしまうんですね。
というのも、機内の気圧が変われば、当然耳の中の気圧にも影響を与えます。このとき、耳管の中に真空が生じてしまうと、耳がふさがったり聞こえが悪くなったりするんですよ。
これを一時的な症状だと侮ってはいけません。耳管内の変化を放置しておくと、めまいや耳の感染症、鼓膜の破裂、鼻血、ときには難聴まで引き起こす可能性があるからです。
鼓膜の中の気圧を機内の気圧に同調させる6つの方法
じゃあ機内での気圧の変化にどう備えればいいのか?
答えは簡単。起きていること。寝ないでいることです。そして、鼓膜の中の気圧を機内の気圧と等しくすること。
えっ、そんなことできるの?
はい、できるんです。やり方はカンタン。
- つばを飲み込む
- あくびをする
- ガムをかむ
- アメを舐める
- 水を飲む
- 鼻をかむ(ソフトに)
以上の方法を実践しましょう。これをするには起きてないとできません。
だ・か・ら、離発着時には寝ないで起きていることが大事なんですね!つまり、いつも起きている私は正しかった。気圧うんぬんで起きていたわけではないけれど。
カンタンな方法ですが、耳がつらいーという方はお試しを。個人的には水を飲むのはいいと思います。機内はとくに脱水状態になりがちです。お肌のためにも風邪を引かないためにも水分はとった方がいい。
離発着に備えて水を用意し、楽しいフライトタイムを過ごしましょう!
僕も離着陸で眠っていたことはただの一度もありません。基本的に怖がりだからですね。
途中でも眠れることはあまりなく、一度けっこう揺れる便で半分眠った状態だったときに「そうか!眠っていれば揺れてもあんまり怖くないんだ」と気付きました。とは言ってもやっぱり眠れません。
yumotoさん コメントありがとうございます。お互い、ずっと起きているわけですね。理由は違いますが(^^)私は眠くなりそうなっても意地で起きてます。見逃すのが悔しいので。貧乏性…。