英国のガーディアン紙が「世界でもっとも美しい空港ターミナル」の特集をしていました。こういう記事は見逃せません。
「あそこは入っているかな」といくつかは予想がつくけれど、きっと予想外のところも紹介されているに違いない。見てみました。
アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港
最初に挙がっていたのは、マドリードにあるアドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港(名前が長いね)。写真を見て納得です。これは美しい。
なんという大胆さ。構造としては昨今の空港のトレンドだと思うのですが、色使いと日本人にはちょっと提灯を思わせる造形が楽しいです。
深セン宝安国際空港
最近、深センを訪れた人の話によれば、それはもう信じられないぐらいの発展度合いらしいです。小さな電子部品からヘリコプターまでここなら作ってくれるとか。恐るべきスピードで技術レベルを上げている中国を象徴する都市にふさわしく、空港も圧巻です。
このターミナルの形、すごくないですか。飛行機にも似ているし、イカに見えなくもない^^; どっちにしても着想が面白い。
オブジェもものすごい規模ですよ。私は今年9月に香港に2泊だけ滞在する予定があるのですが、その際に深センに行くことを計画中。空港にも行ってみたいな。
ウェリントン国際空港
ニュージーランドはオークランドとクライストチャーチの空港は利用したことがあるのですが、ウェリントンの空港は残念ながら未体験。でも、この記事を見て、ああ、行っておけばよかったと思いました。
なんですか、このおかしな空間は。ルービックキューブの中にいるみたい。
外はどうなっているかというと、こんな形。
設計した会社によれば、ウェリントン近くの海岸にある岩をモチーフにしているらしい。細工された銅のパネルが異なる角度の光をとらえるとのこと。このデザインを受け入れる空港や国もあっぱれ。
リェイダ アルガイア空港
スペインにあるこのリェイダ アルガイア空港も面白い。
上の写真だけ見ると、そんなに美しい?と思いましたが、次の写真を見てびっくり。
オリーブ、グリーン、茶色の3つの色のメタルが創り上げるターミナルはまるで帯のようです。空から見たくなるターミナルですね。
キング・アブドゥルアズィーズ国際空港
一生行くことはないと思いますが、サウジアラビアのあるこのキング・アブドゥルアズィーズ国際空港のターミナルにも魅了されました。
砂漠の中の大きなテントのように見えます。しかもゴージャスなテント。
人が小さい。テント(状)の建物が大きい。砂漠の国なんだなあ、ホントに。
マラケシュ・メナラ空港
この手のランキングには必ず入ってくるマラケシュの空港。何度見ても惚れ惚れします。イスラム様式の幾何学模様が織りなすデザインの美しさときたら。
時間をずっと忘れそう。やはり死ぬまでに一度は行ってみなければ。
まとめ
今回、空港の公式サイトを見て回った思ったのが、意外にセルフアピールができてないこと。せっかく美しい空港ターミナルを持ちながら、それを紹介するページを設けている空港サイトがないのです。なんともったいない。
せっかくこれだけの美しさを誇っているのだから、できればギャラリーページを設けてほしい。そして、そうしたギャラリーページが必要なぐらい、自分たちの国や都市の個性や歴史、伝統、文化をうまく活かした(かつ機能的な)空港がもっと増えることを期待したいと思います。
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