ロストバゲージは絶対に避けたいトラブル。ですが、こればっかりは仕方がない。運を天に(というか航空会社に)任せるのみ!?
いえいえ。100%ではないにしても、できるだけ防ぐ方法、起こさせない方法、遭遇しないで済みそうな方法もあるのです。
どうしたらロストバゲージに合わずに済むのか。できうる限りの方法を考えてみました。
荷物を預けない
100%ロストバゲージを防ぎたいなら荷物を預けず、機内持ち込みの荷物だけで済ませることです。
これなら絶対大丈夫。
ただし最近はLCCのみならず、フルサービスキャリアも機内持ち込みの荷物の重量には厳格になっているので、出張や短い期間での旅行ならいざしらず、1週間とか10日の旅行ではかなり厳しいことは事実です。
機内持ち込みの上限を7kgにしているところが増えていますからね…。
なので、この方法は荷物をコンパクトにまとめられるときにのみ使える方法といえるでしょう。でも何が何でも荷物紛失なんて絶対にいや!という方は、ぜひチャレンジしてみてください。
ちなみにかつての私がそうでした。10年ぐらい前まではどこのエアラインも機内持ち込み荷物の重量制限がゆるかったですからね。
だから、この方法で乗り切れましたが、いまはちょっと厳しい…。3日程度の旅行や、気候がまったく同じ場所に短期間旅行するとき限定で取り入れています。
チェックインはゆとりを持って
LCCだとちょっとでもチェックインや搭乗時間に遅れると門前払いされちゃいますが、フルサービスキャリアだと多少、許してくれたりします。
でも、あまりに時間がないと、荷物を預け入れるときに「荷物がちゃんとon timeで到着する保証はできかねます」などと言われることがあるんですよ(知り合いの実体験です@外国で)。
まあ、そう言っていてもほとんどの場合、ちゃんと処理してくれますが、本当に荷物が届くかどうか気が気じゃない。
できるだけそんな気分を味わいたくないので、ゆとりを持ってチェックインしている私。空港にいるとなんだかんだで時間があっという間に過ぎてしまいます。
早めにチェックインした方が絶対正解!
直行便を使う
直行便を使うというのも、ロストバゲージを防ぐには有効な方法です。
というのも、ロストバゲージが起こるのは、荷物の積み替えが間に合わなかったというケースがほとんどだから。
積み替え時に間違って別の便に載せちゃったとか、載せるべき便に間に合わなくて空港に放置されたまま、なんてことがよくあるのです。
なので、ロストバゲージに遭遇したくないならできるだけ直行便で旅行しましょう。
経由便の場合にはじゅうぶんな乗り継ぎ時間を確保しよう
直行便で行きたいのはやまやまだけど、経由便しかなくて、という目的地もありますよね。私の場合は、価格が安いのといろいろな空港を利用したいという理由で、経由便をよく使っています。
その場合、乗り継ぎ時間が短いと、荷物の積み替えが間に合わない確率が高まります。
各空港にはMCT(ミニマムコネクティングタイム=最低乗り継ぎ時間)が設けられていて、コンパクトの空港だと1時間とか40分に設定されていますが、その数字ぎりぎりだと、飛行機が遅れて到着したときがやばいです。
スキポール空港 国際線→国際線への乗り継ぎ 40分~2時間15分
急いで乗継便に乗らなくちゃ!と人間が焦って通路を走っているときに、荷物も同じように移動しているわけですが、あまりに余裕がないと、荷物を積みこむ前に「乗継便が出発しちゃった」なんてこともあるわけです。実際、そういう目にあった人は回りにたくさんいます。
これを回避する方法としては、乗り継ぎ時間に余裕をもたせること。
個人的には最低でも2時間はほしいなと思っています。ターミナル間を移動しないといけないときなどは絶対に乗り継ぎ時間を長めに確保しておくことをおすすめします。
乗り継ぎ便の選択肢がない場合はどうするのか。うーん。この場合は「ロストバゲージしても仕方ない」と覚悟するか、それがいやなら直行便や他のエアラインの経由便を選ぶかのどちらかでしょう。割り切るしかありません。
乗り継ぎ時間に余裕があれば、飛行機が多少遅れてもそう焦らずに済みます。同じ航空会社の乗り継ぎであれば、人が遅れても待ってはくれますが、荷物については待ってくれるとは限らない。
乗り継ぎ時間があまりに短い経由便は避けた方がベターです。
以上、できるだけロストバゲージに遭遇しないための防衛策を紹介しまし。
ただ、こうした対策をとっていても起きるときには起きてしまうのがロストバゲージ。もし起きちゃったときの対処法は以下のページに紹介したので、ご参考までに。
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