飛行機の塗装はダイナミックかつ超緻密!エール・カレドニーの動画が楽しい

エアカレドニー

フランス領のニューカレドニアにあるエアライン、エール・カレドニー。このエアラインの機材の塗装工程を紹介した動画がすごいです。

https://www.youtube.com/watch?v=ZxpniJJr1Qg

デザインも大胆ですごいですが、塗装工程が緻密かつダイナミックで感動的。こんなふうにして飛行機の塗装が仕上がっていくのだということがよくわかります。

いったいどれぐらいの塗料を使っているのだろう。JALのページによれば、B747の場合、使用する塗料の文量は約600リットル(ドラム缶3本分)。これを0.1mmの厚さに均一に塗るのだとか。で、塗料は塗った後に揮発していくので、外板に付着するのは使用した量の2分の1から3分の1。つまり、重さとしては約200kgが機材における塗料の重さというわけです。

この動画に出てくる飛行機は、ATR 72-200。翼面積だけでもB747-400が547平方メートルなのに対して、ATR 72-200は61平方メートル。全長は3分の1強なので、塗料は100kgもないとは思いますが、それにしてもすごいボリュームです。体全体を保護しているとはいえ、塗装作業者の健康が気になります。

エアカレドニー

でも、そんな大変なプロセスを経て誕生する新塗装の飛行機の美しいことよ。環太平洋のエアラインには、フィジーエアウェイズといい、ハワイのアイランドエアーといい、独自の文化、伝統を活かした塗装が多い。エアラインって、基本そうあるべきじゃないかな。他のどこの国とも違う、個性的な塗装の飛行機をこれからも期待したいです。

フィジーエア

https://www.fijiairways.com/about-fiji-airways/our-history/

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