いまやすっかり旅行の手段として定着したLCC。いまさらとは思いますが、先日、知人からエアアジアの予約について質問を受けたので、もしかしたらここで紹介するのも意味があるのでは‥と思い、記事にすることにしました。
LCCの予約サイトというのはどこも似たり寄ったり。出発地と目的地、日付を入れて検索すると、一番安い価格(素の運賃)と、食事とか座席指定などオプションがついてくる高めの運賃が出てきます。
でも、エアアジアに限っては他のLCCにはない注意点があるんですよ。手順を追いながら紹介します。
1. 出発地と目的地、日付を入れて検索
ここでは、出発地は成田、到着地をバンコク・ドンムアン空港、日付は来年3月8日にして、片道の検索をしてみました。
2. 運賃を選ぶ
検索すると以下のような画面が登場します。
一番安いのは、割引運賃で「プロモ」と表示されている16,900円のチケットですよね。なので、この価格のところをチェックします。
すると、ご覧のように「追加料金を払うとこういうオプションが付きますよ」といろいろなプランが表示されます。でも、そういうオプションはいらない、私は16,900円で成田からバンコクに飛びたい!というときは無視して、緑色の「次へ」のところをクリックします。
3. 受託手荷物の箇所は要チェック!
で、ここからが注意点。次に出てくる画面を見るとビックリですよ。
運賃が、指定したはずの16,900円から22,840円に跳ね上がっているんですよ。最初に見たときには本当に驚きました。
なぜかといえば、上で赤字で記したように勝手に受託手荷物が「20kg-3,900 JPY」になっているから。この設定がエアアジアではデフォルトなんです。受託手荷物がある人はいいけれど、ないのであれば、このままではもったいない。
なので、まずこの部分を変更しましょう。
受託手荷物なしにすると、料金は当然、下がります。
でもまだ高いです。16,900円にはなっていない。
5. 旅行保険の箇所も要チェック!
それは、エアアジアトラベルプロテクションの料金2,040円分が勝手に加算されているため。この画面の下の方を見てみてください。
もちろん、エアアジアの保険にちゃんと入っておきたいわーてな人はいいですよ。でも、私はそうじゃないし、そもそも最初から「加入することになっている」のはおかしいだろ。クレジットカードの付帯保険でじゅうぶんだというのが私の考え。
そういう人は、必ず「いいえ、私は旅行保険無しで先に進みます。」のところをクリックしましょう。すると、次のような画面が現れます。
しつこいなあ。加入しないったら加入しないの!という人は、「いいえ、加入しません。」をクリックしましょう。
はい、これでOK。最初の検索画面に登場していた一番安い価格だった16,900円に戻ります。あとは、普通にパスポート番号を入れたり、メールアドレスを入れたり、通常の手続きをするだけです。
6. まとめ
以上のように、エアアジアでは、何もしないでいると「受託手荷物20kg 3,090円」と「旅行保険 2,040円」が勝手に運賃に乗せられてしまいます。
荷物も預けるし、旅行保険もあった方がいいしという方は別ですが、いまはクレジットカードにはたいがい医療保険が付帯されているし、私は特にエアアジアの旅行保険に入る意味を感じません。荷物も、帰りはともかく、往路ではできるだけ軽量にして行くので、7kgにおさまるようにがんばっています。7kg以内なら、機内に持ち込めるからね。
7kg内におさめるのはなかなか大変ですが、連れがいる場合、一人だけ受託手荷物料金を払って、もうひとりは受託手荷物なしにするという方法もあります。
要するにケースバイケース。必要があればそのままでもいいし、必要がなければチェックははずした方がいい。そのためにも、この2つの項目についてはしっかり確認することをおすすめします。
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