乗り継ぎ時間、どれぐらいまで我慢できますか?
私は空港好きなので、3時間は全然平気。5時間でもまだいける。
でも、7時間となるとちょっとつらい。もう10年以上も前、バンコクのドンムアン空港で乗り継ぎのウズベキスタン航空の出発が遅れ、トータル7時間を空港内で過ごしたことがありましたが、あれはさすがにしんどかった。
よほどの空港好きは別として、一般的には乗り継ぎ時間は短いに越したことはない。でも、利用者にとって有益な機能が豊富に揃った空港であれば、楽しむ時間が少しはほしいと思います。Escape Hereが、そんな空港ベスト15を発表していたので、紹介します。
目次
1. チャンギ空港(シンガポール)
正直、「またか」という感想。アカデミー賞におけるメリル・ストリープみたいな存在ですが、ま、当然といえば当然の結果。1000匹もの蝶々が飛び回るバタフライガーデンを始めとした5つのガーデン、滑り台、プール、映画館、Xboxやプレイステーションで遊べるコーナーなど、時間をつぶすにはもってこいの機能満載の空港だから。ネットの利用も文句なし。やはり1位には1位の理由がありました。
2. 仁川国際空港(韓国)
なぜか仁川で長時間を過ごしたことがまったくないので、経験したことはないのですが、ここは韓国の伝統工芸品作りにチャレンジできる韓国伝統文化センターが設置されています。屏風やうちわ、ペーパークラフトなどが作れるのは楽しいかも。スケートリンクもありまっせ。よくできた空港だと思います。
3. 香港国際空港
世界で初めてアイマックスシアターを導入したのはこの空港。カーレースやバスケ、サッカーを多見できるiSports simulatorなる施設もあるようです。ミシュランの星を獲得したレストランを含め、グルメな店にも事欠きません。個人的にも大好きな空港です。実際、ここなら5時間いたことも! 全然飽きませんでした(^^)
4. スキポール空港(アムステルダム)
やはりこうしたランキングの常連なのがスキポール。空港で時間をつぶす客のために29言語対応のeブックスやプリントを備えた図書館があると言うからスゴイ。ぜひチェックしたいのがオランダ出身の画家の絵画を展示しているミニ美術館。今度行くときには、乗り継ぎ時間をたっぷりと取りたいものです。
5. チューリッヒ国際空港(スイス)
2011年にリニューアルして、使いやすくなったようですね。無料でシャワーを使えたり、バスタブやTV,ベッドがついた小さな個室をレンタルできたり、スイスの有名チョコのショップがあったり。インラインスケートや自転車を借りて、ちょっと散策にも出かけられるとか。空港は進化しています。
6. ドバイ国際空港(UAE)
世界で一番、免税店が多い空港といえばココ。お金があったら楽しいよね。金の延べ棒まで売ってます。禅庭園や体を鍛えられるジムもあり。どんどん拡張工事が続いていて、2018年には9000万人の利用客受け入れが可能になるそうですよ。恐ろしやドバイ。
7. ミュンヘン国際空港(ドイツ)
ミュンヘンといえばビールでしょ。空港に醸造所併設のビアホールがあるなんて素晴らしい。無料のコーヒー・紅茶・チョコレートがいただける一画もあるし、スケートリンクやミニゴルフコーナーもあります。ビールだけじゃもったいない!?
8. ヒースロー空港(ロンドン)
えーっ!ヒースローが8位なの、とちょっと意外。混雑していてわかりづらいイメージしかないのですが、空港内でギフトを選んだり、洋服を買ったりする際のお手伝い(アドバイス?)してくれるパーソナルショッパーサービスを提供しているのは世界でもここだけとか。100を超えるレストラン、彫刻、絵画、写真など英国が誇る芸術作品の展示も見どころの一つ。でも、とっても広いので見つけるのが大変だよね。
9. バンクーバー国際空港(カナダ)
ずいぶん昔に行きましたが、これといった記憶がない空港です。しかし、巨大な水族館があるんですね。そして、乗り継ぎ客には欠かせない寝椅子が豊富なのもこの空港の利点、だそうです。
10. 桃園空港(台湾)
今年の5月、この空港で夜を過ごしましたが、快適でした。寝やすい長椅子が整備されているのはうれしい。Wi-Fiもサクサクだったし、知らなかったけれど無料のホットシャワーもあるんだって。本やタブレット、PCを貸し出してくれる図書館も設置。くつろげる空港だと思います。
11. サンフランシスコ国際空港(アメリカ)
アメリカの空港から唯一、ランクインしたのがサンフランシスコ国際空港。選ばれたワケは、航空博物館のほか、フリーヨガスペースやリラクゼーションルームが充実していること。さすが西海岸。
12. クアラルンプール空港(マレーシア)
緑豊富な空港です。上の階には小さなトロピカルガーデンあり。子どもが遊べるコーナーも完備。でも、ちょっと小さいかな。あっという間に見飽きちゃう。良く言えばコンパクト、悪く言えばちんまりという印象かなあ。
13. 東京羽田国際空港
国際線ターミナルはきれいだと思います。レストランの営業時間も以前より長くなりました。床屋も美容院も酸素バーもあるし、「江戸」を思わせる演出も外国人には受けるでしょう。でもなあ。お茶を飲む場所が少し足りないのではないか。日本人だからどうしても辛口になるのかも。
14. ヘルシンキ国際空港(フィンランド)
小さいけれど、アメニティや落ち着ける雰囲気なら任せて!なのがヘルシンキ国際空港。フィンランドの映画や彫刻などフィンランドカルチャーを楽しめるスペースあり。折り畳みベッドや電源完備した心地よいイスを揃えたリラクゼーションスペースも好評のようです。面白いなと思ったのが、Book Swap。旅行者から寄贈された本を揃えたコーナーで、興味がある本があれば持ち帰り可能。持ちつ持たれつのうれしいサービスではないですか。飛行機の離発着を思う存分鑑賞できるテラスもあるとか。知らなかった。
15. ケプラヴィーク国際空港(アイスランド)
一番驚いたのがこの空港のランクイン。知ってました?ケプラヴィーク国際空港って? 最近リノベーションしたモダンでコンパクトなこちらの空港の一番のウリ。それは、超有名なブルーラグーン(熱水泉)まで30分と近いこと。え、それって空港の機能? いえいえ、立地も立派な機能です。実は、アイスランドはいまの私の「行ってみたい国リストベスト5」の一つ。この情報は貴重です。読んできた甲斐がありました!!
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