旅行先を選ぶとき、物価が気になりますよね。高い国はちゅうちょするし、安い国ならがぜん行きたくなる。
Travel Awaitsという旅行情報サイトが、「世界で最も滞在費が安い国・高い国」をそれぞれ5カ国紹介していました。これは気になる! 以下、その結果です。
世界でもっとも滞在費が安い国ベスト5
だいたい想像はつくのですが、結果を見てあれ?と疑問に思った国もありました。
- タイ
- ブルガリア
- インドネシア
- 南アフリカ
- フィリピン
いかがでしょう。
タイは確かに安いです。昔より物価が上がっているとはいえ、それでも100円から150円出せばご飯も麺も食べられますからね。
果物も安いです。日本で買うと高いマンゴーやマンゴスチンも300円も出せばてんこ盛りでいただけます。
ホテルも安い。というか、一つ星から五つ星まで豊富に揃っているので、予算に応じて好みのホテルを選べます。
タクシー代も安いですよ。初乗り35バーツ(約120円)ですからね。30分乗っても500円かからない。
納得の1位です。
2位のブルガリアは旅行経験者から「安いよ」という話を聞きました。西ヨーロッパの国と違って、物価が安い東ヨーロッパの国々。中でもブルガリアはかなりの物価安の国のようです。
特に食べ物が安いらしく、ビールは1杯1.5ドルなんだとか。
3位のインドネシアは、この記事によると1ドルで食事が可能だそうです。って、行ったことがないので実感がわきませんが、本当にそう?
ホテルも1泊15ドルぐらいで見つかるらしい。バリ島のメジャーなエリアは別なのかもしれませんが、それ以外だと物価がむちゃくちゃ安い国なのでしょうか。
4位の南アフリカはちょっと納得がいきません。ケープタウンに行っただけですが、決して安いイメージがでなかったです。
でも、ホテルは1泊12ドルからあるとのこと。
ただ、食べ物については安い印象はありません。すごく魅力的な場所だと思うけど、他のアフリカの大都市に比べると安いのかな? もっと詳しい事情を知りたくなりました。
5位のフィリピンは納得。ローカルなご飯は安いです。全般的に物価安。
ただし、ご飯が美味しくない、野菜不足になること必至。それをのぞけばみんなフレンドリーで愛想はいいし、楽しい国なんだけどな。
滞在費がもっとも高い国ワースト5
逆に、滞在費がかかる国はどこなのか。以下、ランキングです。
- バミューダ諸島
- スイス
- バハマ
- ノルウェー
- アイスランド
1と3の島が高くなるのは仕方ない。食料品などほとんどが輸入なのではないでしょうか。大観光地だし、高くなるのも当然か。
2と4は、旅行に行ったことがある人はみな口をそろえていいますね。「おそろしく高い。ランチをちょと食べただけで2000円ぐらいかかった」って。
世界経済フォーラムで「もっとも物価が高い国」に選出されているスイスは、旅行者の滞在費平均はおおよそ1882ドルなのだそうです。だいたい20万円ちょっと。
4位のノルウェーは犯罪率が極めて低く、国連の「世界幸福レポート」では第2位にランクインしてました。が、物価はほんと高くて、ホテル代は1泊で300ドルを覚悟した方がいいようです。
車をレンタルすると、1週間で500ドル。空港から都心部まで出るタクシー代も高いとか。物価が高い国が多い北欧でも群を抜いて高い国・ノルウェー。そう聞くと、よほどの動機がない限り、食指が動きません…。
個人的にショックだったのは5位のアイスランド。
前から行ってみたいと思っていた国の1つだからです。氷河も見たいし、間欠泉も魅力的。
しかし、北欧の国(ノルウェーを除く)よりも物価は10〜32%高く、レストランで食事するとEUの平均よりも44%も高いとか。島国だし、食料が豊富とはとうてい思えないので、1や3の国同様、高いのは当然といえば当然ですね。
アイスランドで一番安く済ませるには、キャンプが一番とのこと。
なるほど。アイスランドに安く行くなら、季節の良い夏場にキャンプ!でしょうか。でも、キャンプ用品の方が高くつきそうな予感。
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