最近、航空券を検索するときにはもっぱらGoogleフライトを使っています。
スカイスキャナーも便利だし、KAYAKもいいけれど、Googleフライトにはそれらにはない優れた点がいっぱいあるんです!よくできている点と使い方を紹介します。
Googleフライトなら往復料金がひと目でわかる
Googleフライトが便利だなと思うのは、日程による料金の違いがひと目でわかること。
まずは使い方から説明すると、以下がトップページ。
窓のところに場所を入れます。ここでは、出発地をバンコク(BKK)、目的地をTYO(東京)にしました。
次に、往復の日程を指定しましょう。日付のところをクリックするとカレンダーが表示されるので、このカレンダーから日付を選びます。
ここでは、行きは10月31日、帰りは11月14日にしてみました。往復料金が36,599円になっています。これは、この日程での一番安い価格です。
Googleフライトの優れた点は、このカレンダーから往復料金がすぐにわかること。往復の日付を変更すると、すぐにそのスケジュールでの往復料金が出てくるのです。
下は、行きを10月28日、帰りを11月11日にした場合。
ご覧のように、往復料金の最安値は48,135円に跳ね上がってしまいました。じゃあ、後の方にずらすとどうなんだろうと、今度は行きを11月1日、帰りを11月15日にしてみたら…
今度は往復料金の最安値が40,686円です。行きは10月31日、帰りは11月14日がどうやら一番安い(36,599円)ようなので、この日程で行くことにしましょう。
カレンダーの往復の日付を「10月31日⇒11月14日」に戻して、「完了」のボタンを押すと、検索結果が表示されます。
結果は以下の通り。
最安値の35,200円というのは香港航空であることがわかります。
スカイスキャナーにはない便が出ている!
しかし同じ日程でスカイスキャナーで検索してみると、結果が違うのです。
上は、スカイスキャナーで安い価格から並べ替えした結果です。ご覧のように、一番安いのはマカオ航空で36,328円。
これはGoogleフライトにもあります。
でも、Googleフライトでは最安値を示していた香港航空がスカイスキャナーの結果には出ていないのです。あれえ。
このように、スカイスキャナーは万能ではありません。いままでの私の経験から言うと、Googleフライトにはあるけれどスカイスキャナーにはない、というケースはけっこう多い。
もちろん100%とまでは言い切れませんが、こういうことがあるから、私はいつもまずはGoogleフライトで調べ、念のためにスカイスキャナーでも調べるという手順で検索をしているわけです。
思わぬ安い便を見逃しているかもしれません。Googleフライトもチェックしましょう。
信頼できる予約サイトだけがピックアップされている
検索結果から、一番安い香港航空の便を選ぶと、画面が往復便を選ぶページに替わります。
同じ香港航空の復路便を指定すると、画面が下のように替わります。
予約できるサイトとして表示されたのは、エクスペディアとVia.comとTrip.comの3つだけ。このうちTrip.comは非常に高いので、エクスペディアかVia.comのどちらかを選んで、後はそちらのサイトで手続きをするだけです。
このようにGoogleフライトの場合、予約できるサイトとして表示されるのはほとんどが3社。
でも、スカイスキャナーだともっと多いことがほとんど。いろいろな予約サイトがずらーっと評されます。例えば、下はチャイナエアのバンコクー東京の便の場合。
上はその一部でしかなく、本当は全部で13の予約サイトが表示されていました。
多いのはいいじゃないか、と思いますよね。でも、スカイスキャナーの場合、トラブルが多発している予約サイトも出ているんですよ。
黄色の★の数はレビューをもとに信頼度を示したもの。「日本語の問い合わせ窓口なし」という表記があるのはありがたいですが、安いからとそこで予約すると問題ありありです。
現に私は、eDreamsという予約サイトで航空券を予約したら、「復路だけ取れて、往路は保留です」というメールが届きました。行きの便が確保できなくて、いつ取れるかもわからないなんて、そんな旅行は怖くてできない。
焦ってすぐにキャンセルを申し出て、なんとかキャンセルできましたが、安さだけで買ってしまうとまずいなと痛感した次第。ググってみるとわかりますが、スカイスキャナーに出ている他のサイトでトラブったという報告が出ているサイトは少なくないです。
一方、まったく同じ旅程でGoogleフライトでチャイナエアを検索すると、予約サイトとして表示されたのはやはり以下の3社のみ。
3番めに出ているTrip.comも利用したことは二度ほどありますが、何の問題もなくスムーズに行きました。エクスペディアももちろん問題なし。
つまり安心して利用できるサイトに絞り込んでいるわけですね(おそらく)。
異なるエアラインの組み合わせも出てくる!
Googleフライトがよくできているなあと思うのは、違ったエアラインの組み合わせも出てくること。例えば、バンコクーアムステルダムの往復を検索すると、
エールフランス航空とKLMを組み合わせた便も出てくる!! ま、料金は高くなりますが、そういう便で飛ぶことを考えるだけでも楽しくなりますよね(って私だけ?)。
あれこれシミュレーションしたくなる航空券検索サイトだと思います。
ということで、私はGoogleフライトをおすすめする理由は以下の4つ。
- 日付ごとに異なる料金が一目瞭然!
- スカイスキャナーにはないエアラインが出てくることも。
- 予約サイトは安心して使えそうなところを厳選しているらしい
- 違ったエアラインの組み合わせも表示される
もう使っている方は多いと思うのですが、回りに聞くと「知らない」という声も多いので、紹介しました。未体験の方はぜひお試しを。
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