世界のエアラインをレーティングしているAirlineRatings.comが、世界でもっとも危険なエアラインを発表しました。
国際的な監査プログラムのIOSAの評価、EUのブラックリストをもとにはじきだされたブラックなエアラインとは果たしてどんな顔ぶれなのか。以下がワースト13です。
- カーム航空(アフガニスタン)
- SCATエアライン(カザフスタン)
- ネパールエアライン(ネパール)
- ライオン・エア(インドネシア)
- タラエア(ネパール)
- ブルーウイングエアライン(スリナム)
- アリアナ・アフガン航空(アフガニスタン)
- ダーロ航空(UAE)
- メルパチ・ヌサンタラ航空(インドネシア)
- スシエア(インドネシア)
- エアバガン(ミャンマー)
- スリウィジャヤ航空(インドネシア)
- イエティエアライン(ネパール)
ある意味、納得。ある意味、意外。
納得というか、まあそうなんだろうなと思ったのが1位や7位のアフガニスタンのエアラインです。国として体をなしてないから、エアラインの整備を期待する方が無理というもの。期待値がそもそも低い。
意外だったのがインドネシアの強さです。いや、強さじゃなくて、ひどさ^^;。ワースト13の中で、4つをインドネシアのエアラインが占めているって、ある意味すごい、こわい、おっかない。
4位のライオン・エアは、99年の設立以来、オーバーランしたり、海に転落したりと、8つもの深刻な事故を起こしています。2012年には、パイロットや乗務員の覚醒剤の常用が明らかになっている。インドネシアの航空行政に大きな問題があるとしか思えません。
ライオン・エアは、タイにも現地法人のタイライオン・エアがあります。ドンムアン空港でよく見かけるこの機体。一度は乗ってみたいなと思っていたけれど、このランキングを見るとやはり考えてしまうなあ。航空機の事故の確率は以前よりも下がってきていることは知っていますが‥。
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